『石油が国家を作るとき』(慶応義塾大学出版会)の著書がある向山直佑・東京大学准教授が、「主権」と「石油」をキーワードにイラン戦争を歴史的文脈に位置づける――。 (『中央公論』2026年7月号より抜粋) 2月28日、米国とイスラエルは対イラン攻撃を開始し、翌3月1日にはイランの最高指導者ハメネイ師が死亡したと発表された。 米国とイスラエルは、長射程精密打撃ミサイルから低コスト無人戦闘攻撃システム(自爆 今年3月に一気に盛り上がった米国プライベート・クレジット・ファンドへの懸念は、その後やや落ち着きを取り戻した感もある。 しかし、実際には懸念はなお続いているのだろう。 3月に入ってにわかに注目を集めたのは