「あんなにしてあげたのに......」と、不誠実な人に対して怒りや恨みを抱え続けていないでしょうか。 ずるい人を恨み続けることは、あなたが費やした時間やお金、そしてエネルギーをすべて無駄にし、自身の成 ゆかりの場所に足を運ぶほど中原中也が好きだった、と語る数学者の藤原正彦氏。 拾ったボタンを捨てられない心情が描かれる『月夜の浜辺』に共感し、藤原氏にとっての"ボタン"は何であったかと述懐します。 「数学者 「目の前に生後間もない赤ちゃんがいる。 それは同じ病院のどこかに、自分のお腹を痛めて産んだわが子を置いてひとりで帰る生みの母がいるということです」。
10年に及ぶ不妊治療の末、養子縁組で息子を迎えた池田麻