「楽に投げるのを止めようと思ったんです。 人間、楽をするとどんどん悪いほうへ行ってしまう。 身体全体を使って、最後はフラフラになりながら投げました」 中日・涌井秀章(わくいひであき・40)が、史上3人目 シャンゼリゼ大通りから見上げるエトワール広場に聳え立つ凱旋門。 たどり着くには、Arc de Triompheと入り口に掲げられている広場から直結の地下道を経由してゆく。 屋上では360度でパリが眺められ 「… 何で僕なんですか」
蚊の鳴くような声で絞り出した言葉には、深い後悔が滲(にじ)んでいるようだった。 それもそのはず。
思わず地面にしゃがみこんだこの男性は、元千葉ロッテマリーンズの清田育宏(40)