人生とは何が起こるかわからないもので、それは戦国時代も変わらない。 才知をもって家を守り抜いたかと思えば、晩年に思わぬ辛さを味わう者もいれば、城から追われる悲運を味わいながら、悪くはない最期を迎えた者も いま読みたいのは、一穂ミチの『たぶん、恋しい』。 人と人との距離や、ふとした瞬間によぎる思いを丁寧に描いた物語は、大人になった今だからこそ響くもの。 心に残る一冊を紹介します。 大ヒット漫画『キングダム』を読み、秦王政、のちの始皇帝に興味を抱いたという方も多いだろう。 彼の時代を知るための貴重な歴史書が『史記』だ。 この『史記』をひもとくと、始皇帝の死後には"とんでもない陰謀"が