8月のある暑い日の午後、私はアーティストのアサド・ラザの案内でニューヨークのローワー・イーストサイドで展開されている型破りなパブリックアート展を見て回った。 街のあちこちにラザの新作が散りばめられている ざらついた肌、マッチ棒のように細長い体、そこに滲む実存的不安──アルベルト・ジャコメッティの彫刻には、すぐにそれと分かる特徴がある。 1901年にスイスのボルゴノーヴォで生まれたジャコメッティは、初期の シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月30日~9月13日/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、坂本怜(IMG)は第11シードのフランシス・ティアフォー